28歳独身女。自分にお歳暮を贈ってみた。
幼いころから年末にかけてどどどっと届いてました。ビールやら洗剤・油が。それが「お歳暮」だなんて知ったのは中学生の頃でしょうか。
ぼんやりと「お歳暮は大人のしきたり」だと認識していたのですが、今回「お歳暮でお餅を贈るコラムを書いて欲しい」と依頼があり、ハッとしました。
「あれ?私っていつのまにか大人になってる…?」
申し遅れました。私、海生まれ海育ちの28歳女、佐々木と申します。
いまだに「お中元?」「お歳暮?」「どっちが夏で、年末?」そんなレベルです。
ちなみに、まだお歳暮を人からもらったこともあげたこともありません。
でもちょっとワクワクしてます。
お酒をはじめて飲んだ時、はじめての運転、はじめて一人で回らない寿司屋でビール飲みながら寿司を食べたあの夜に近いワクワク感です。
「大人のしきたり」には色々とルールがある
(やっぱり)色々とルールがあるみたいです。
あー大人になるって面倒くさい!という気持ちはぐっと飲み込んで前に進みます。だって私は大人だから。それすら楽しんじゃおう。
調べてみると、やっぱり色んなルールがありました。でそれについて書いてしまうと蛇足になってしまうので、気になった方は下記のサイトをご覧ください。
部分引用・参考|【保存版】お歳暮とお中元の違いは?|贈る時期やマナーを徹底解説
https://www.yamada-heiando.jp/media/oseibo/
お世話になっている人で、お餅を贈ってよろこんでくれる人
”お歳暮には、「1年間ありがとうございました」という感謝の気持ちと、「今後とも末永くよろしくお願いします」という挨拶の意味が込められてます。”とのこと。
今回は、お餅を贈るのでお餅を贈って喜んでくれる人を思い浮かべました。
・
・・・
・・・・・
あれっ?
・
・・・
・・・・・・
私だ!!!
へへへっ。
私すごーーーくお餅好きなんですよ。
ブログ用にいただいたお餅を棚に置いて2週間くらい過ごしたのですが、「私がたべたい!!!!!」という気持ちを抑えきれず、ついにもう、自分に贈っちゃえ〜という結論に至りました。
最近のトレンドはご自愛ですよね?
ご覧ください、このつるっつるで艶のあるお餅。
調理していない状態で美味しそうと思ってしまいました。
きなこもち、砂糖醤油で食べるお餅、お雑煮…。
年末はこたつでお餅をほおばるのが、幸せです。
どーーーしても、お母さんのお雑煮が食べたい。
年末に海辺の実家に片道3時間かけて帰るんですが、その目的の一つが「お母さんのお雑煮」。
いつもこたつでビール片手、刺身片手に「おかーさーん!おぞーに食べたい〜」とリクエストするのが恒例。
地域や家庭によって違うと思うのですが、私は甘めのお魚のだしが大好き。唯一無二です。
お餅を持って帰ってお母さんに料理してもらおうと思ったのですが、私はもう大人。
「佐々木家の味を私が絶やすわけにはいかない!」
という使命感を胸に私が自分で調理することを決意しました。
佐々木家のお雑煮のつくりかた
早速、お母さんにLINEでレシピを請求しました。
=====
我が家のお雑煮材料
・ソーダカツオ
・白だし
・薄口しょうゆ
・みりん
・塩
・具(ゴボウ・人参・厚あげ・ちくわ・かまぼこ・こんにゃく・白菜)
・お餅
=====
分量が書いてないのですが、感覚でということでした。
大丈夫かな…(すごく不安)。
さて、スーパーで材料を揃えました。
ごめんなさい。豚汁の具を使いました。
まずはカツオを包丁で削ぎます。
分量は勘です。
鍋に具材を入れていきます。
冷凍庫で見つけた車海老も入れてみました。
海老はいいダシがでるはずです。
1番の難関、味付け。
白だしを買い忘れたのでつゆで代替します。
お母さんの味を思い出しながら調整します。
最後にお餅を焼いて、一煮立ちさせます。
できあがりました。
だしがよく出て美味しいです。
お餅は柔らかくておだしとの相性抜群です。
ちなみに、カツオはそのまま食べるのが佐々木家流。お餅と一緒に食べると美味しいです。
ただ、お母さんの味ではありませんでした。割といい線いっているとは思うのですが…。
一年おきにしか食べない味なので、自分の記憶も怪しいけど。
残ったお餅は冷凍保存が可能なので、年末に実家に持って帰ってお母さんにお雑煮に入れてもらうことにします。
個人的には皆さんのお家のお雑煮のレシピが気になりはじめました。
みなさん、お歳暮は11月末には手配を始めるのが吉ですよ!
今回ご紹介したお餅は人気の商品らしいので、気になる方はお早めに。
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